終の棲家として入居したホームに退居を促されて、憤ってご相談に来られるケースは多いです。
しかし、冷静になって考えますと、介護施設では原則として医療行為はできません。
看護師が24時間常駐であっても健康管理が主であり、容態が急変などすれば、病院に搬送となります。
そのため、常時医療行為が必要になった場合は、介護施設では対応ができなくなる場合があります。
協力医の往診や通院でできるだけ対応し、それでも無理な場合は一時入院になります。
親御さんの状態が常時医療行為を必要としているのであれば、ホームが問題ではなく、法律的に対応が不可である可能性があります。
まずは、よくよく話し合い、解決策を探ってください。