いいえ、絶対そうなるわけではありません。
最近、老人ホーム入居でトラブルになるのが、終の棲家として入居したホームから病院へ入院させられたというものです。
ご本人や家族としては、ホームで最期を迎えられると考えて、選んでいます。
しかし、ほとんどの入居契約書には、医療的処置が必要な場合は退居してもらう旨の条項が入っているものです。
なぜなら、医師が常駐していない限り、老人ホームでは医療的処置が行えません。
設備も整っていないでしょう。
そのため、医療的処置が必要になった場合には、やはり病院に行く他はありません。
契約時に十分に説明し、理解を得ていれば問題になりません。
が、ホーム側や入居者側に契約を急ぐ事由がある際に、後からトラブルになります。
終の棲家として選んでも、医療的処置が必要な場合は入院しなければなりません。
これはホーム側が悪いのではなく、医師法などとの絡みがあり、制度の問題です。