有料老人ホームの職員配置最低基準は、職員1人につき入居者3人です。
これは、特別養護老人ホームも同様です。
数字だけ見ると最低基準でもけっこう手厚いと思われがちですが、介護施設は早出、日勤、夜勤など交代勤務のため、夜間帯などは職員1人が20人の入居者を担当することはざらにあります。
1人でも介護等に時間のかかる入居者がおられると、他の入居者のケアにまで手が回らなくなります。
そのため、有料老人ホームでは独自に職員を手厚く配置している所が多いです。
職員1人につき入居者2人、1人につき1.5人などさまざまですが、やはり職員が多いと手厚い介護を受けられる可能性は高まります。
費用はその分高くなりますが、老後を快適に、安心して暮らしていけるのであれば、検討の余地はあると考えています。