有料老人ホームの届出件数ですが、平成28年6月時点の厚労省データでは11,739件になっています。
老健施設の定員を超えたようで、平成21年の4,864件から急増しています。
未届ホームも約1000件ほどありますので、地域によってはケアハウス、グループホームなども乱立して激しい入居者争奪戦になる態になっています。
競争が激しくなることで全体的なサービスの質の底上げになれば良い傾向ですが、ホームの倒産や閉鎖が増えると入居者が安心して最期まで住み続けることができなくなります。
実際に、大手でも採算が取れないホームは閉鎖しています。
高齢者の住環境を守り、老人ホームのケアの質が向上していく施策が求められます。
今後は、ますますホーム選びが重要になっていくでしょう。