元気なうちから終の棲家を選びたいというニーズは多いです。
しかし、何ら介護サービスが必要がない段階で、安心だからと介護付有料老人ホームを選んで入居しても、馴染めない可能性があります。
というのも、自分は元気でどこでも一人で外出できるのに、周囲の方の介護度が重くて外出も自由にできないといった状況があり得ます。
食事の際に食堂に行っても、話せる相手がいなくて寂しい、つまらないといった声を聞くこともあります。
ご自身の希望するライフスタイルに、合っていなかったケースです。
自立して元気な方であれば、サービス付き高齢者向け住宅で必要な時に支援だけ頼むというライフスタイルが選べます。
介護付有料老人ホームであっても、自立した生活を尊重してくれる方針のところ、入居者の自立割合が高いところを選ぶべきです。
自立型、介護型が混合しているホームであれば、自身に介護が必要になった際に、介護型居室に移動するといった方法もあります。
介護施設が増え、選択肢は多くなっています。
選び方を間違わないように、十分に検討してから入居してください。