先日、サービス付き高齢者向け住宅で入居者が襲われる事件が発生しました。
事件の概要が明らかになっていませんので、外部者・内部者の犯行のどちらかはわかりません。
が、老人ホーム入居を検討されている方にとって、セキュリティ対策が気になるところではないでしょうか?
まず、介護付有料老人ホームやグループホームでは玄関や各出入口は施錠されており、外部者が無断で立ち入ることはできません。
カメラが設置されており、施錠を解除するにも中の者を呼ぶか、暗証番号を必要とします。
まず厳重なセキュリティ対策がなされています。
セキュリティ対策に差があるのは、サービス付き高齢者向け住宅や高齢者住宅といった、自立した生活をメインに建設された施設です。
自立した生活に施錠や防犯カメラが不要と考えたり、経費削減のために防犯対策を緩めにしていたりと、事業者の方針によってさまざまです。
入居の前に、セキュリティ対策やプライバシーへの配慮などの点を、十分に確認することです。
もっとも、セキュリティ対策が万全の施設を選んでも、施設の関係者や入居者の親族についてはチェックできません。
そこは信頼関係、身元の確かな者の入居や雇用で対策する他はないでしょう。