老人ホームの人員配置の最低基準は、職員1に対して入居者が3です。
手厚いと思われる方が、多いです。
これは、単に職員1人が3人の入居者をお世話するという意味ではありません。
職員基準は夜勤帯を含めた常勤換算という方法で行います。
実際の配置においては、1:3も配置されていないホームがほとんどです。
例えば、夜勤帯であれば、職員一人が20人、30人の入居者のお世話をすることがあります。
サービス付き高齢者向け住宅の夜勤帯であれば、宿直一人が100人の入居者の対応をしている施設もあります。
そのため、入居される方の状況によっては、時間帯などによっては、入居後にほとんどケアを受けられない可能性もあります。
できれば、専門性のある付き添いと一緒に、見学されることをお勧めします。