「徘徊」とは、うろうろと動き回るような意味と考えられています。

認知症の方の中には、施設内を歩き回ったり、自宅から外出して迷子になるケースがあります。

これらを「徘徊」と呼び、一括りにしていた風潮がありました。

が、認知症の方は当てもなく歩き回っているわけではなく、ご本人なりの目的を持って歩いています。

初めは目的を持って外出したけれど、途中で目的を忘れてしまうなどの状況も、あります。

そのため、「徘徊」という言葉はご本人の自尊心を傷つけますし、周囲から問題行動と見られる傾向があります。

そこで、全国的に「徘徊」という言葉は使わないような流れになっています。

既に兵庫県では2016年から上記の動きがあり、関係者への周知が図られています。

介護事業者によっては、「お散歩」「散歩」などと表現しているところもあります。