老人ホーム見学の際、衣食住が満たされれば良いと考えるか、生活面の充実も求めるかで、観点が異なってきます。
衣食住のみでよければ、費用も安く抑えられる傾向にありますし、アクティビティの充実などは問題になりません。
特養ホームやケアハウスの待機者などが、一時利用する場合などはそれでよいでしょう。
しかし、終の棲家としては、それだけでは不十分です。
アクティビティなどのソフト面、生活の充実度などを見極める必要があります。
例えば70代で入居されるなら、100まで生きると約30年あります。
人によっては人生で一番長く過ごす場所が、老人ホームになります。
であれば、やはり食事の質や日々のアクティビティ、環境などにもこだわりたいでしょう。
一生暮らすために、住宅を購入する際の選び方と、似ています。