厚生労働省が来年1月より、要介護2以上の家族を介護する労働者の残業禁止を義務化する方針のようです。
年間10万人にも及ぶ介護離職を防ぐ目的です。
パートなど非正規労働でも、一定の要件を満たせば適用されますので、事業者側としてはこれまで残業でまかなっていた労働をどうするかは、頭を悩ませるところでしょう。
特に、介護施設は人員不足で残業なしには現場が回らない所も多いでしょう。
上記が施行されると、サービスの低下が懸念される施設も出てくるはずです。
ですから、老人ホームを選択する際には、人員配置や離職率の見極めが、これまで以上に重要になってくることが予想されます。