有料老人ホームなどでは、一般居室と介護居室がある所があります。
元気な時に入所する際には一般居室に入り、介護が必要になった際には介護居室に移ります。
介護居室で手厚いケアを受けられ、最期まで安心して暮らせるのが特徴です。
ただし、一般居室は広く、介護居室は狭くなるのが通常です。
入所の際に、居室の広さに魅かれて契約してしまうと、介護居室に移される際にトラブルになる例もあります。
法的には、有料老人ホームの居室は13㎡以上あればオッケーなので、初めに40㎡の居室に入所した方は、広さが4分の1程度になる可能性があります。
また、居室を移る際の費用負担や返還金にも注意が必要です。
月額費用増加や特別負担金などの定めがあるケースもあります。