有料老人ホームへの入所を検討されている方の多くは、最後まで入居したいと考えています。
自分が選んだホームで、最期を迎えたいのです。
そのために、高い一時金と月額管理料を支払っている言っても、過言ではありません。
しかし、現実は、何かあったらすぐに病院に入院させられてしまい、結局は病院で最期を迎えているケースが多いものです。
医療的ケアが必要で、入院しなければいけないケースは仕方がありません。
問題は、介護施設に看取りケアができる体制や技術が伴っていないケースです。
看取りケアには、高い専門性が必要です。
できたばかりの施設で、ほとんどが新人職員といった所ではまずできません。
ですから、終の棲家を選ぶ際には、
・看取りケアができる体制があるか
・熟練した職員が揃っているか
・看取りに協力してくれる医療機関との連携があるか
等を確認するとよいでしょう。