当センター代表は、元介護施設の事務部長をしておりました。
特養ホーム、介護付有料老人ホーム、ケアハウス、小規模多機能居宅介護、ショートステイなどで、夜間の看取り介護を見てきています。
最近はご依頼の際に、「看取りまでお願いできる施設を」とのご希望が多くなりました。
なるべくは病院でなく、入居したホームで、友人や親しい介護職員などに見守られながら、最期を迎えたいのでしょう。
看取り介護まで行いますと宣伝しているホームは、増えています。
が、実際にどこまでのサービス提供が可能かは、ホームごとによります。
看取り介護は緊急時に対応できる職員、看護師、医師との連携と、介護施設にとってかなりハードな業務です。
そのため、体制が整っていなければ、充実したサービス提供はできません。
おそらく、現在看取り介護まで行いますと宣伝している施設の、3分の1~半分くらいは、それほどの体制は整っていないでしょう。
また、看取り介護ができるスキルの高い職員も、確保できていなければなりません。
看取りまでできるホームに入れたと思っても、すぐに病院に搬送されるケースが後を絶たないのは、上記の事情からです。
ホーム選びの際のご参考になればと思います。
が、反対に、看取り介護まで望ますに、費用を抑えたホームに入居するのも1つの方法だと思います。
いざとなれば病院でと気楽に構えるのも、考え方です。