3月初めに報道されたニュースです。
神戸市西区で認知症状のあった80代の女性が、総額1億円に上る準詐欺被害に遭っていたとのことです。
リフォーム業者を装った男が、再三女性の自宅に出入りして、預金を引き下ろしています。時には女性と一緒に金融機関に行ったとも、言われています。
男の年齢は57歳でしたので、傍目には親子に見えていたかもしれません。
報道では、男は女性の「後見人」であると名乗ったこともあるとのこと。
約5年前から搾取されていたようで、今回発覚したのは弁護士が保佐人として選任されたからのようです。
自宅でおひとり暮らしの高齢者が狙われるケースは増えていますし、明るみに出るのは氷山の一角です。
その点、元気なうちに有料老人ホームに入居していれば、そのような被害に遭う心配はありません。
ホームに入居しなくても、何らの目が届くように準備しておくのも、老後の備えです。