2016年の国民生活基礎調査では、在宅介護では要介護者と介護者がともに65歳以上の割合が55%以上との結果が出ています。
極めて深刻な状況だと考えられます。
介護者にしても、健康とは限りません。
何らかの疾病や支援を必要としている方も、多いでしょう。
介護離職や虐待が起こり得る背景にも、なっています。
住み慣れた地域で終生暮らせる状況が一番だとは思いますが、周囲が共倒れになっては誰も幸せにはなれません。
各種在宅サービスの充実を行政が図り、上手く利用者側サービスを活用することです。
そのためには、良いケアマネジャーに巡り合うことです。
ケアマネジャーは誰でも同じと思われがちですが、知識や経験値で全く異なります。
私はケアマネジャーの力量で、介護の質や家族の環境は随分変わると考えています。