有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が急増していますが、自宅でずっと暮らしたいと希望される方がほとんどです。
自らホームに入りたいと考えて早くから探されるのは、おそらく10人に1人くらいでしょう。
多くは在宅の介護サービスを利用しながら、何とか自宅で暮らしていくものです。
24時間常時の医療や介護が必要でなければ、それが一番望ましいと思います。
老人ホームに入所して得られるのは、基本的に24時間見守ってもらえる、必要な時はいつでも介護サービスが受けられる安心感です。
それが必要なければ、住み慣れた自宅で暮らすのが一番です。
ですから、ご本人が在宅生活を希望されている場合は、何とか在宅や宿泊サービスを組み合わせて利用して、それでも家庭での介護が限界になった時に、ホーム入居を考えるとよいと思います。