先日、住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の違いについて、ご質問がありました。
たしかに、分かりにくい部分だと思います。
端的に申し上げますと、ほとんど変わりがありません。
どちらも介護サービスが付いていませんので、入居後、介護が必要になった場合は外部のヘルパーステーションなどを利用して介護サービスを受けます。
施設内にヘルパーステーションを抱えている、併設しているホームが増えているのも、同じです。
サービス付き高齢者向け住宅のほとんどは有料老人ホームにも該当していますから、実態は本当に変わりません。
ただ、サービス付き高齢者向け住宅は、国土交通省の登録を受けた住宅です。
その点が違いと言えば違いですが、利用者側からすれば関係ありません。
住宅型有料老人ホームもサービス付き高齢者向け住宅も、職員確保の点で基準が緩いため、開設が容易です。
建設ラッシュと言えるほど増えていますので、玉石混交になっています。
サービスの良し悪しで見極めてください。