今朝の読売新聞が、「看取り」介護について取り上げていました。
看取りのできる介護職の育成についてですが、その中で野村総研の調査データがありました。
看取りのできる老人ホームの割合についてです。
介護付き有料老人ホームで約8割、サービス付き高齢者向け住宅の約7割が看取りが可能と回答があったようですが、私的には少し疑問に思いました。
看取り介護は、介護職員のスキルや医療機関との連携が求められます。
はたして、本当に7~8割の施設が対応できるのかどうか・・・。
当方がお付き合いのある施設でも、看取りまで可能ですと応えてくれますが、職員体制などを聞くと大丈夫なのかと考えてしまうことがあります。
ある程度の水準の看取り介護を行うのは、スキルの高い職員確保や体制、医療機関の協力が必須になります。
終の棲家として老人ホームを探す際には、看取り介護もしますという言葉を鵜呑みにせずに、本当にできる体制があるかどうかを確認する必要があります。