老人ホーム、特にサービス付き高齢者向け住宅が急増しています。
認知症のグループホームも多くなっていますが、新設のホームは建物が新しいため、人気があります。
見学に行った際に、すべてが新しいため、入居したい、暮らしたいと思うものです。
住宅を選ぶ際に、新築住宅を見学に行くと、気持ちがよく、新生活への夢が膨らむのと似ています。
しかし、できれば入居後の生活状況を見極めることをお勧めします。
実際に入居者がどのように暮らしているか、スタッフの雰囲気はどうなのかを知らずに入居して、失敗することも珍しくないからです。
そのため、新設ホームを選ぶ際には、入居者がどの程度決まっているか、どのような人が多いか、スタッフの充足状況はどうなっているかなどを、見学の際に質問します。
問題なさそうであれば申込手続を進めますが、できれば入居は実際に雰囲気を確認してからがよいでしょう。
もっとも、サービス付き高齢者向け住宅で一時金などが低ければ、お試しで入居して、良ければ暮らし続けるという方法もあります。
駄目だと思ったら、退去すればいいのです。