淡路の介護施設でインフルエンザによる入居者の集団感染が、問題になりました。
このところ介護施設を訪問すると、どこも感染症対策が進み、警戒が厳重になっているように思います。
少し移動するだけで手洗い、殺菌、マスク装着と、手間ではありますが、入居者の安全のためにこの時期は、仕方がありません。
さて、ここ最近頂くのが、老人ホームの種類によって、介護サービスの質が異なるのかというご質問です。
介護施設の種類とサービスの質は、本来別ものです。
介護施設の種類ごとに定められたサービスを提供していますので、種類によってサービスの質が異なるわけではありません。
種類の違いは、サービスの内容の違いになります。
とはいえ、入所型施設での介護サービスは、内容的には似たり寄ったりです。
ただし、人員配置などが異なれば、職員の数で提供できるサービスは異なります。
職員配置が手厚い施設は、サービスの質も良くなる傾向があります。
サービスの質については、法人や施設長の質や人柄、指導力が影響します。
現場リーダーや職員の教育によっても、変わります。
こちらは、現場職員の意識やモチベーションによって、大きく左右します。
対人援助の仕事ですから、何よりも職員で変わります。