終活全般のご相談に応じていると、最近はお墓や葬儀などが簡素化している傾向を感じます。
一昔前なら、葬儀は約200万、お墓は使用する石にもよりますが200~500万くらいの費用を掛けて建てていました。
しかし、最近では家族葬が流行り、お墓は立てずに永代供養や手元供養がかなり流行しています。
日本人の価値観が変わっているのでしょう。
自身が亡くなってからお金を使うよりも、生きているうちにお金を使って楽しみたいと考えるようです。
そのため、老人ホームなど介護施設に使う費用は、けっこう惜しみなく使われます。
一般的な介護サービスでは納得できず、食事の質やアクティビティの充実度、眺望や立地などへのこだわりが、けっこうあるものです。
介護施設選びは終の棲家選びと同じようなものですから、家の引っ越しをするように慎重にされたほうがよいかもしれません。
納得のいく施設探しをして、悔いのない人生を歩むのが一番よいと思います。